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猫の仁義なき闘い

うちに居る猫(チビ太)、只今10歳です。


若い時は、よく外に出てケンカをしていましたが

最近は、猫社会の派閥の世代交代があったようで


まるで長老のような貫禄で

外に出ても、ナワバリをぐるっと一周して

異常なし!とすぐに帰ってきます。


そんな中で

この前、家の周りに見慣れない猫がうろついていました。


うちの猫がそれを見逃すわけもなく

すぐさま、パトロールを強化していました。


翌日、昼間っから猫同士の派手な鳴き声が!

仁義なき闘いの幕開けです。


案の定、チビ太の声だったようで…

だんだん、闘いがエスカレートしていき


怪我して帰ってくるんじゃないか?(>_<)と

心配になった父親が、様子を見に行ったようでした。


うちの猫よりも一回り大きな体格のキジ猫と対峙してたので

ギョッとして

「コラコラ!やめなさい」

と間を割って仲裁に入ろうとしたら


チビ太あにゃにゃにゃにゃ~


今、こいつに言って聞かせとるんだから

邪魔をするんじゃない‼︎…と言わんばかりに

父親の方に顔だけ振り返って

ものすごい剣幕で怒鳴りつけました。


すでにビビって腰が引けてたキジ猫は、その隙に

ササーッと逃げていき

チビ太は、逃すまいと全力で追いかけていきました。


しばらくして

貫禄たっぷりに帰ってきたチビ太。


その後、キジ猫を近くで見かけることはなくなりました。


『新参者に道理を言って聞かせただけだ…』


と、言い放つチビ太。


治安を守る長老も大変だなー(;^_^A


思わず、小さな背中を

ポンポンと労いました(笑)


うむ(。-_-。)と

目を細めて、満足げに座るチビ太でありました。




2016-02-10

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