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はるちゃんの約束

愛犬 はるちゃんが亡くなってから

2週間たちました。


まだクセで

はるちゃんが過ごしていた場所を覗いてみたりして

あぁ、もうそこに居ないんだなと

胸が切なくなります。


はるちゃんは、今年に入って足がびっこひいてました。

階段が辛そうでした。


走れなくなったけど

食欲旺盛で元気に過ごしていました。


年末辺りから、ガタガタっと調子が悪くなり

ついに年明けすぐに

自力で立ち上がることができなくなりました。


寝たきりになって、オムツを着けたら

ずいぶん、おばぁちゃんになったんだな…と

はるちゃん、痩せちゃったなと…実感しました。


ちょっと赤ちゃんに戻ったようにも見えました。


亡くなる数日前から、てんかんの発作が出始めて

苦しくてのたうち回る姿がだんだん激しくなりました。


どこもかしこも痛そうで

息遣いが荒くて苦しそうで


家族みんなで、はるちゃんを抱きしめて

発作が治まるまで

はるちゃん、大丈夫 。大丈夫だよ。…と

泣きながら体をさすることしかできませんでした。


発作は波がありましたが、

4回目を迎えたとき、ついに大波が来ました。


私は泣きながら、思わず


「神様!この子に私の寿命を分けてください!

どうか!お願い、生きて‼︎」


と祈っていました。


その瞬間、私の頭のてっぺんから

小さい玉が3つ、ポポポと抜けて

はるちゃんの頭に吸い込まれていきました。


そしたら、自力で立てなかったのに

フラつきながら1人で立ち上がりました。


すぐにグラついて

またペシャンとへたり込みましたが…


その2日後に

私の腕の中で、息を引き取りました。


直前まで必死に生きました。

最期は、穏やかな寝顔でした。


家族みんなが揃った時を

見計らったかのように逝きました。


今から思えば、ホントは

大波が来た時に逝こうとしてたんじゃないかな?


はるちゃんは、とても優しい子だったので

私たちに心の準備が整うまで、待ってくれたんじゃないのかな?


最期の日は、気力だけで保ってる感じでした…


私の腕の中で心臓が止まったとき

はるちゃんの体から

見覚えのある3つの玉がポポポと抜けて

私の頭のてっぺんに入りました。


少しだけ、白色がくすんでいました。


おそらく、はるちゃんは

生命エネルギーの玉を受け取るつもりはなかったんだと思います。


2日間だけ延命する為に、必要なエネルギーを玉から吸収して

あとは私に返したんだと思います。


はるちゃんを揺さぶって泣きじゃくる私に…

そばにいた家族に…


それぞれメッセージをくれました。


「とうちゃん、いっぱい遊んでくれてありがとう」


「かぁちゃん、美味しいものいっぱいくれてありがとう」


「ちび太(←弟分の猫)も、ついでにありがとう、あとは任せた。よろしくね。」


「最後におねぇちゃん、いっぱい愛してくれてありがとう。女神さまみたいだった」



体から抜けた、はるちゃんの魂は

キラキラ光って、嬉しそうに部屋中を駈けまわっていました。


そっか

はるちゃんは、ずっと走りまわりたかったんだな…


やっと、重くて痛い体から抜けられたんだもんね…


その夜は、はるちゃんの体を抱えたまま眠りました。


安らかな寝顔を眺めていたら

朝、もしかしたら息を吹き返すんじゃないかな…

なんて、ありえない期待をしたり。


骨壷を抱えて号泣してる私とは対照的に

生前のご機嫌な様子でシッポをフリフリしている

半透明な はるちゃん。


初七日を迎えても、私の左後ろに

ぴったり寄り添ってくれていたのでした。


それが…一昨日の明け方

父と、私の夢にはるちゃんが現れました。



そろそろ、第2のお別れの日が近付いてるんだなと思いました。


覚悟をしないといけません。


左後ろのはるちゃんに意識を向けると

声は変わらず聞こえるのですが、だんだん距離がひらいてきています。


徐々に認識できなくなるのでしょう…


寂しくて涙をこぼしていると


「おねぇちゃん、泣かないで。

 肉体は無いけど、私はいつでもおねぇちゃんのそ ばにいるからね。

 

 もうちょっと、ゆっくりいく予定だったけど、 少し早めてもらったの。

 なるべく早く、おねぇちゃんのところに戻れるように

 がんばってお勉強終えてくるね。

 死にものぐるいで…もう、死んでるんだけどね(笑)修行するよ。


 おねぇちゃんのところに必ず戻ってくるから、ちょっとだけ待っててね。

 おねぇちゃんに、分かる形で戻ってくるから。


 ちび太も含めて、林家に来れた私は

 本当に幸せでした。幸運でした…本当にどうもありがとう。」


再び、涙が止まりませんでした。


はるちゃん、約束だよ。

必ず戻ってきてね!


こちらこそ、たくさん愛してくれてありがとうね。



2016-01-23


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